『リオ五輪開催国・ブラジルの実力とは』
(東一旭 著)
8月5日にリオ・オリンピックが始まりますが、その開催国・ブラジルは、どれだけの実力を持っているのでしょうか。
本書では、データをわかりやすく整理し、地図と図表を使いながら、主に経済面からブラジルの実力を探っています。
ブラジルのGDPは約2.46兆ドル(2013年)をピークにして1.77兆億ドル(2015年)まで下がり、今後、どうなるのかが心配されていますが、南米初のリオ・オリンピックは、同国の可能性を見極める重要な機会です。
本書が親日国ブラジルについての理解を深めるきっかけとなれば幸いです。
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【ブラジルの可能性とは?】
経済危機や汚職等の暗いニュースだけでなく、ブラジルには、豊かな天然資源や農産物、若い労働力と中間層の拡大、高まりつつある工業力など、明るい未来を予感させる要素も見出せます。
本書では、最近の情勢を踏まえ、五輪をきっかけにブラジルに関心を持った方が、この国を知るための基礎情報を整理しています。
今、注目されているブラジルに関して、手ごろに読める書籍として電子出版させていただきました。
まえがき
第1章 地図と数字から読み解くブラジル経済
1、「リオ市」と他の都市を比べてみる
2、ブラジルの各地域の特色
3、多民族が共存し合う混血社会
4、ブラジルの主要産業とは
5、ブラジルは、過去の経済危機をいかに乗り越えたか
6、今後のブラジルの課題とは
第2章 ブラジルの政治のしくみ
1、ルセフ氏弾劾裁判の経緯
2、そもそもルセフってどんな人?
3、ブラジルの政治のしくみ